近年では政府や企業の積極的な取り組みと努力により、女性の社会進出はかなり進んだといえるのではないでしょうか。それを裏付けることとして、女性の管理職が増えてきているという現状があります。
これまでは管理職と言うと、どうしても男性ばかりで占められていて、女性の入る余地がありませんでした。しかしながら、企業や公的機関の意識改革や制度改革が積極的に行われた結果、能力のある女性が管理職として登用されるようになってきており、各方面での活躍が目覚ましいです。

ただし、女性の社会進出が顕著になるにつれて浮き彫りになってきた問題もあります。例えば、企業などで女性の社会進出をアピールするために管理職にわざわざ女性枠を設置しようとする動きです。
こういった流れは、逆差別の問題へと発展する危険をはらんでいます。枠を設けて女性を登用することを義務化することで、優秀な男性が正当な評価を受けられないという問題に直面してしまう恐れがあります。女性枠が不自然に女性の重職への登用をアピールするだけのツールになることは、好ましい状況ではありません。

女性のライフステージには妊娠や出産があるため、どうしても企業側が女性の重職への登用を躊躇するケースが依然として残っています。
また女性側も妊娠や出産をハンデと考える風潮が残っており、正当に評価されても責任感から重職への登用を辞退するケースも多いといいます。こうした状況の中で、女性の社会進出をさらに活発化するための意識改革が求められています。